メタボ対策は、メタボ予備軍や、メタボの診断をされた人には、必須です。
メタボとはメタボリック症候群の略で、内蔵脂肪症候群の事を指しています。
脳卒中や、心筋症などの命に関わる疾患は、内臓脂肪が多くなりすぎることに関係しているといいます。
メタボ対策で推奨されていることは、食生活の見直しと、適度な運動を習慣づけるということです。
難しくないことのようにも見えますが、毎日の運動や、食事内容を見直すことは、実践してみるとなかなか大変です。
多くの人が、ミネラルやビタミンを十分に摂れておらず、肉や主食類、つまり脂質や糖質多めの食事になっている傾向があります。
ビタミンやミネラルが欠乏している場合は、コンビニで食事を調達していたり、頻繁に外食をしているという場合があります。
そこで食事面での対策として、脂身の多い肉類は控えて、魚や大豆食品でタンパク質を補うようにしましょう。
より多くの野菜を摂取するために、青汁を飲んだり、葉野菜のスムージーをつくったり、温野菜でボリュームのあるサラダを用意します。
水溶性の食物繊維を多く含む食材を用いることで、血糖値を下げる効果が得られます。
また、水溶性食物繊維は腸内環境を整え、生活習慣病になりにくい体質づくりに役立ちます。
メタボ対策のために運動をする場合は、毎日、適度な有酸素運動をするといいでしょう。
ウォーキングや、ジョギングなどが適していますが、運動をする時価感が確保できないという場合は、徒歩の距離を増やしたり、早足で歩く習慣をつけるのもいい方法です。
単なる外見を変えるためのダイエットではなく、メタボ対策は健康状態の改善を目的としたものであり、生活の質を高めるためにも取り組むことが勧められています。