にきびが顔にできるととても気になるものですが、場合によっては痕が残るので気をつけなければなりません。
にきびができた時に、下手に刺激しすぎてにきびを赤く腫れさせてしまった場合などは、にきび痕になって皮膚を損傷することがあります。
にきびを刺激しすぎると、皮膚の真皮層まで影響がゆきわたってしまって、にきびの規模が大きくなります。
真皮層まで傷ついてしまうような深いにきびを経験すると、治った後もクレーサー痕のような痕になることがあるようです。
にきびは、ケアをせずに放置しておくと自然治癒するという場合もありますが、その時でも、下手に刺激しないようにそっとしておく必要があります。
にきびが悪化して、治ってからも皮膚ににきびクレーターがある時は、時間をかけて直さなければいけません。
毎日のスキンケアで、ビタミンC誘導体などの有効成分が配合された化粧品を使ってお手入れを行う必要がありますが、たいへんな根気がいります。
皮膚科の専門医に判定をしてもらって、にきび痕の改善にはどんなことがいいかなど、対処法について話を聞くのもいいやり方です。
皮膚科のにきび治療では、個々人の肌質や、にきびの症状を診断した上で、その時々に最もあったにきび治療を受けることができることがいいところです。
皮膚科でにきびの治療をしてもらうことで、皮膚のターンオーバーを早めてきれいな皮膚をつくる速度をアップしたり、にきびに穴をつくって中の膿を全部除去するなどの方法があります。
にきび痕のある場所に炭酸ガスレーザーを照射し、クレーターの壁面をけずってなめらかにして、お肌をきれいにするという美容施術も存在します。
日々のお肌の手入れだけでは、にきび痕への対処が難しいことがありますので、医療機関を受診することも考えるといいでしょう。