ヒアルロン酸は美肌にいい効果があるとして知名度が高い成分です。
ヒアルロン酸1gで、6リットルの水が保持できるといいます。
肌の乾燥を防ぎ、しっとりしたお肌でいるには、ヒアルロン酸は欠かすことができない成分です。
ヒアルロン酸は、本来体内でつくられているものですが、年をとるごとに少なくなっていきます。
ちりめんジワや弾力がなくなるなどの肌トラブルが出やすくなる原因のひとつとして、ヒアルロン酸の減少があります。
足りない分を外部から補給する手段として、ヒアルロン酸が含まれている美容液や化粧水を使うという方法があります。
お肌の奥にまでヒアルロン酸を届けたい場合に、ヒアルロン酸を含む化粧水をつけるというだけでは足りません。
ヒアルロン酸分子は大きいので、皮膚に塗っても角質層で阻まれてしまい、皮膚の深部にまでは入っていかないものです。
ヒアルロン酸が皮膚の深層にまで届かない以上、無意味だと考える人もいますが、化粧水でつけたヒアルロン酸は保水の働きをします。
角質層の水分が逃げていかないようにしてくれますので、肌がしっとりとした感触を得ることができるようになり、乾燥している肌を守ってもらえます。
ヒアルロン酸の分子を小さくした低分子ヒアルロン酸やナノヒアルロン酸と呼ばれる新しい成分も開発され、商品となっています。
低分子のヒアルロン酸なら、今までと違って、皮膚の奥にまでしみ通ることが可能であり、化粧水などで使われています。
ただヒアルロン酸が入っていれば肌にいいというわけではありませんので、どんなタイプのヒアルロン酸の化粧水かも確認しましょう。