もしもワキガを改善したいと思っているなら、医療施設で治療が可能なことがあります。
ワキガの臭いの原因となっているのは、このうちアポクリン腺であることが分かっています。
脇の下にあるアポクリン汗腺の数が多ければ多いほど、ワキガの臭いは強烈になってしまうことがあります。
また、アポクリン汗腺から分泌される汗は、肉や油、乳脂肪分の摂取によって多くなります。
日々の食べ物だけでなく、メンタル面に負荷がかかり、緊張した状態が継続すると、ワキガが強くなります。
ワキガの対策には、食事を肉中心から魚や野菜中心のメニューに変えたり、ストレスをためない生活をすることが重要です。
ワキガの臭いを発する汗が出ないように、制汗クリームを塗っておくというやり方もあります。
これらの対策を試してみても、なかなか改善しないときには、医療機関で治療する方法もあります。
それほど症状が深刻でなければ、発汗を抑制する飲み薬や、脇の下の清潔さを保つクリームが処方してもらえます。
外科的な治療で、アポクリン汗腺を除去してしまうというやり方もあります。
ワキガの手術には、マイクロリムーブ法、電気凝固法、レーザー治療法、ボトックス注射などがあります。
ワキガの治療や手術は、皮膚科や形成外科のほかにも美容皮膚科や美容外科などでも行われています。