肌トラブルの代表格であるニキビは、毛穴に脂質が詰まり、それが原因で皮膚が化膿するものです。
思春期は、ホルモンの作用で皮脂分泌量が多くなり、にきびができやすいといいますが、その他の要因でも成人後のにきびはできます。
お肌にニキビをつくらないためには、スキンケアをしっかり行う必要があります。
基本的には皮脂の異常分泌を防いで、肌を清潔に保つ事が、ニキビ予防に効果のあるスキンケア方法として重要なポイントです。
顔をゴシゴシ洗うと皮膚を痛めてしまいますので、洗顔剤をよく泡立てて、泡で顔を包む要領で汚れを浮かして落とします。
顔を洗った後は、間を置かずに保湿をしておきましょう。
皮膚に水分が足りていないと、肌トラブルが発生しやすくなるため、ローションを活用することが大事になります。
ニキビの症状に効果が期待されるようなスキンケア用品もありますので、利用してみるのもいい方法といえます。
ニキビ予防に有効だと言われている化粧品には、抗炎症作用があるビタミンや、硫黄などが配合されています。
肌の保護に使用する乳液やクリームを使用する際には、油分の豊富なものは避け、軽い使用感のものを薄く塗るだけにしておくと、油分過多による悪化の予防になります。
にきびが何もない時ならば、ニキビ肌の改善のために、フルーツ酸などが含まれている洗顔剤でのピーリングもいいでしょう。
古い皮膚が表層に留まっていることがニキビの原因なら、ピーリングによるスキンケアは有効な肌ケアになります。