若い頃ににきびが多いという印象づけがあることから、にきびと少年少女を結びつけて考える人もいます。
にきびが出来ても自然に治る場合もありますが、実際には炎症性の皮膚疾患の一種ですので、場合によっては症状が悪化することもあります。
もともと肌にいる雑菌の一つが、何かのきっかけで増えると、雑菌の分泌する成分が皮膚を刺激し炎症を起こします。
毛穴の周りが赤く腫れる様子が、雑穀のきびに似ているために、にきびという名前がつけられています。
薬を塗ったり、清潔にしたりとにきびに対する対処法はいくつもありますが、場当たり的な対処だけでは、根絶はできません。
表面部分のにきびが無くなったとしても、にきびが出来る原因となった皮脂の問題を残していては、いずれにきびが再発してしまいます。
社会人になってからもにきびができるのは、ホルモンの分泌量の兼ね合いで、古い皮脂が残り続けているためです。
にきびを根本的に治療するのであれば、生活習慣の見直しなども必要となります。
バランスがとれた、健康に効果的な食事をとることや、毎日ぐっすり眠ること、運動を継続することなどです。
食事の内容が偏っていたり、運動量が足りていない生活をおくっていると、にきびができやすい肌質の改善はできません。
どうして自分の肌にはにきびができてしまうのかを突き止めることによって、にきびの目立たないきれいな美肌になることが可能になります。
皮膚の表面的な治療だけでなく、身体の内側の問題も改善することが、にきび治療に効果のある方法と言えます。